東京大学運動会馬術部のブログ。部員たちが交代で勝手気ままに更新していきます。HP→http://equestrian.fc2web.com/
 岩大戦に行ってまいりました
2015年04月21日 (火) | 編集 |
どうも初めまして、新三年の斉藤です。
なんやかんや三年目にして初のブログ投稿ですね。

去る4月17日深夜の東京。そこには、盛岡行きの夜行バスにいそいそと乗り込む二つの怪しい影がありました。
片方の名は斉藤(筆者)、もう片方は柏木克仁。
その目的はずばり、岩手大学招待学生馬術大会。
毎年春恒例の大会に今年もお呼びいただいたのです。

夜行バスに揺られること8時間、岩手大学に到着したわれわれを迎えてくれたのは…
満開のでした。
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花の下でにやける筆者。
桜は人を浮かれさせると言いますが、この時の私はこの後の惨劇を全く予想していなかったのでした。

主催していただいた岩手大学馬術部さんの馬場は、桜でいっぱいのキャンパスの中にありました。
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青い空。

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白い馬場。
我々しがない馬乗りにはそれが何よりも心地よい環境なのです。

さて時期が時期ですので、これを見てくださっている(かもしれない)新入生の方向けに
今回の大会の形式である、「貸与馬戦」についてご説明いたします。
通常我々学生馬術の大会は、馬術部が所有し常日頃から苦楽を共にする、自前の馬と共に出場するものです。
馬術とは試合のとき発揮される技量のみでなく、日常の調教の成果、そして馬との絆まで含めて評価の対象になるものなんですね。
しかしながら、馬の輸送には大変な手間がかかります。
また馬のコンディションが悪ければその騎手は最初からハンデを背負うことになり、公平な評価が難しくなってしまいます。
それを回避すべく採用されるのが「貸与馬戦」です。
主催者サイドが用意する馬を選手間でシェアし、手軽で公平な勝負をしようという寸法です。
一方で選手は相性もわからない初めて乗る馬の特徴を数分で把握し、手なづけなければなりません。
自馬戦とはまた少し異なる資質が求められるというわけです。

岩大戦は馬場課目(平地での人馬の動きの優美さ・正確さを競います)A2による予選と、
障害走行による決勝に分かれており、各大学ごとの団体戦です。
そして、東大は久しく決勝進出を果たしていません…
でも予告で後輩に入賞と煽られた手前、引くに引けない!
難しい馬とかって話だが、俺たちが負けるわけねえだろ‼
行くぞおおぉぉあ‼‼‼‼‼‼‼
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(↑演技中の柏木&ガンジュサン)

予選Aブロック
斉藤守秋&藤桜 49.510% 1/6位
柏木克仁&ガンジュサン 49.412% 2/6位
東大1/3位

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勝ってしまいました。(ただ馬術をかじったことがある方なら、この数値から舞台裏を理解して頂けるかもしれません。)
しかしこれは筆者にとって全くの想定外。
筆者に障害の試合経験はありません。決勝で用いられる高さの障害もまともに飛んだことがありません。
もっと言えば障害をコースで飛んだこともほとんどありません。
事態は私を待ってはくれませんでした。
柏木君は他校の女の子とコースを回っていました。

決勝 小障害
柏木克仁&ハヤチネ
タイム90.75 タイム減点10 障害減点8 総減点18 5/6位
斉藤守秋&グラスキッド
1番障害で三反抗E 6/6位
東大3/3位(入賞)

私が下馬する頃、朝あれほどの快晴だった空は掻き曇り、冷たい雨を降らしていました。

この後は各大学交えてのレセプションとなりました。
決勝はどうあれ入賞です!
柏木は予選の結果が評価されたらしく、大会中花びらのように最も人馬一体だった個人に贈られるという、ペタル賞を頂きました。
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北日本の馬術部との方々との歓談は本当に楽しいひと時でした。(実は東大が参加校中最南端です。)
馬術部は立地によって文化がかなり変わります。
北日本は特に障害競技を重視する地区ですので、興味深い話をいくつも聞かせていただきました。
また、審判等を務めてくださった岩手大学OBの方々ともお話しいたしました。
会の最後はOBの方作曲の「愛馬エレジー」を全員で唱和。
馬術部員ならばその悲哀のこもった歌詞に聞き入らずにはいられない、世代を超えた名曲でありました。

友人の待つ仙台に向かう柏木君と別れ、筆者はお酒が入って少々いい気分になりながら盛岡の街に繰り出しました。
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盛岡城址公園の見事なしだれ桜。
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いまは何も乗っていない台座ですが…
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見てください、この見事な収縮運動を。
軍人、南部利祥の銅像が乗っていたそうです。
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暮れなずむ盛岡市街の一角。
私はそこをぽとぽとと歩きながらこの大会に、この町に来て本当に来てよかったと思いました。
帰りのバスは23:30発。この後ひたすら駅前のミスドで時間をつぶすのでした。

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結局一人で観光してるだけじゃん。寂しくないの?
おいこらよせ。
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