東京大学運動会馬術部のブログ。部員たちが交代で勝手気ままに更新していきます。HP→http://equestrian.fc2web.com/
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 名月通信 番外編
2006年04月17日 (月) | 編集 |
 試乗会もたけなわの頃、三鷹馬場の周りや
野川の川縁にはいろんな花が咲き始めました。
今日の三鷹は気持ちの良い青空が広がって
昼寝でもしていたい気分になりました。

 「桜の花はもうとうに散って、
  葉桜にはまだ間があって、…」

 この季節になると中学校のころに学校の授業
で読んだ、井上ひさしの『握手』の冒頭を思い出します。
舞台は上野の精養軒(文章中では「上野公園に古くからある西洋料理屋」)
筆者自身がモデルだと思われる主人公の「私」が
昔、児童養護施設でお世話になったルロイ修道士と久しぶりの再会
を果たすところから話が始まります。
静かに過去を回想しながら語り合ううちに、「私」はルロイ修道士の
死期が近いことに気づきます。
別れ際に二人は「握手」をかわすのですが、昔痛いぐらいに感じた
ルロイ修道士の握手は穏やかになり、逆に「私」の握手は
ルロイ修道士が「痛いですよ」と顔をしかめるほどになっていました。
とてもきれいな文章で、とてもきれいな短編です。

 その上野に先日行ってきました。今年の上野の桜はもう
終わってしまっていましたが、お堀端の桜とならんで田河の
好きな桜です。上野はぷらっと行って、どこかしらの美術館に
ふらっと入るのが楽しいのですが、おすすめは芸大美術館です。
ほかと比べて安く、結構すいていて、それでいて有名な画家の
絵が見られます。この前は佐伯祐三とか、今はやりの藤田嗣治
などが掛かっていました。

 話は変わって、先週末にも三鷹馬場では新歓の試乗会が
開催されました。今年は本当に多くの新入生が来厩してくれている
ようです。
 そんな忙しい時期なのですが、その土日、田河はお休みを
もらって大阪に行ってきました。プライベートなことですが
田河父が4月から単身赴任で大阪に行っているので
一度、そのアジトを偵察しておこうと思ったからです。
そろそろ秘密のバイト?も始まるので、その前にちょっくら出かけてきました。
ということで今回は名月通信番外編「大阪旅日記」をどうぞ

 大阪は昔大阪城を見たのと、修学旅行で道頓堀に行ったくらいでしたが、
今回は結構いろんなところへ行きました。
4/15(土)
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駅にいました

 新世界の通天閣。「王将」坂田三吉の世界。馬術部でも漫画
「月下の棋士」は人気です。「吹けば飛ぶような将棋の駒に~♪」
村田英雄の「王将」はそらで歌えます。通天閣の上にはビリケンさん
がいます。足の裏を掻いて願い事をすると何でもかなうそうです。
新歓成功を祈願しておきました。
金のビリケン 
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通天閣
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王将の碑
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串カツ(隠れたおめあて)
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本物のビリケン
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 新世界から四天王寺まで徒歩で歩きました。
途中、真田幸村討死の碑を発見(歩かないとわかりませんね)
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谷町筋。相撲の「タニマチ」はこの地名から
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 四天王寺は聖徳太子が建立したとされる
きわめて初期の仏教寺院です。主要な堂塔が南北一直線に並んでいる、
いわゆる四天王寺式という伽藍配置が有名です。
四天王寺
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 ちょっと歩いて田河父の職場を見てから、電車に乗り
難波まで移動しました。
 難波は、「きた」の梅田と対をなす「みなみ」と呼ばれる繁華街。
阪神が優勝すると道頓堀から人が飛び込みます。前来たときとは違い
橋には厳重なプラスチックの壁がつくられていました。
織田作之助の『夫婦善哉』の舞台、法善寺横町も発見。
田河父の言うには「月の法善寺横町」(藤島恒夫)という歌で有名らしいです。
さすがに古すぎて知りません。
かに道楽
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グリコ
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ドンキホーテの観覧車(う~ん)
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行き暮れてここが思案の善哉かな
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月の法善寺横町
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 難波から中之島まででて、中央公会堂を見ました。高校日本史では
有名人の辰野金吾も設計に関わったようです。近くには大阪証券取引所もありました。
前には五代友厚の銅像が。
中央公会堂
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 大阪と京都は意外に近いものです。京阪の特急でひとっ飛び。
夕方に京都につきました。まだあっちは桜が咲いていました。
田河は京都には10回以上来ています。
地図がなくても歩けます?東山界隈を歩いたのですが、まさに

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき 与謝野晶子

の世界でした。
祇園
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八坂神社
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円山公園のしだれ桜
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高台寺の夜桜
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清水さん
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ぼけちゃいましたが
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 夕飯は清水さんの近くで食べたのですが、その昔、坂本龍馬の定宿
だったところらしいです。さすが京都。

4/16(日)
 遅くまで寝てました(厩舎の人ごめんなさい)。
お昼から、造幣局の桜の通り抜けへ行きました。
すごい人とすごい数の出店。お祭りでした。
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 と、そうこうしているうちに旅も終わったのですが、
また秘密のバイトやらなにやらが待っています。
心機一転がんばろうとおもいます。
ルロイ修道士もこう言っていました。
「『困難は分割せよ。』あせってはなりません。問題を細かく割って、一つ一つ地道に片づけていくのです。」
                          名月通信番外編 終わり
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